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"Prelude for L’apres Midi (2 Songs) (517)
Flute+Piano
1. A Little Shepherd Score
2. Prelude for L’apres Midi d’un Faune
Episode
I received a sheet music of Prelude for L’apres Midi d’un Faune from Sir James Galway for the second album and I found that it would be difficult to make the best use of flute solo with this original. So I suggested to up 3 to 4 octave. He was surprised by my suggestion and said “Do you really change the masterpiece of Claude Debussy?”, then I made a joke that “He wouldn’t care anything since he is sleeping in the ground.”and continued “In order to bring out 100% of your charm, it’s better to up.” He was suspicious and said “Keep the same harmony!”, I answered “OK! trust me.” then I arranged the music.
The recording was in Sydney, Australia. All of staff were anxious about my arrangement. As soon as the recording was finished, everyone stood up and said “Bravo!!” with a big round of applause.
“Sorry, Mr. Debussy, I rewrote 3 times of your masterpiece and thanks to your generosity, I could made a wonderful outcome.”"
フルート曲集「牧神の午後への前奏曲」–2曲入り (517)
Flute+Piano
1―小さな羊飼い
2―牧神の午後への前奏曲
ジェームス·ゴールウェイから、2枚目のアルバムのレコーディングに際して「この曲を取り上げたい」とオリジナルの楽譜を本人から渡されました。楽譜に目を通した所「このままの音域ではフルートのソロを生かす事が出来ない」と悟った私は「3~4度音域をあげた方が良いと思う」と言いました。「エッ!ドビュッシーの名曲を変えるのか?」と真剣な眼差しで問い正しました。私は「大丈夫。彼(ドビュッシー)は土の中に眠っているから···」と冗談で応じてから「このままの音域だと、あなたのフルートの魅力を100%生かす事 が出来ないので上げた方が良い」と答えました。「ハーモニーは絶対変えるなよ!」と言われましたが「OK 私を信じて任せてくれ」と答えてアレンジしました。本番のレコーディングはオーストラリアのシドニーのスタジオで行われました。スタッフ全員「どんな形になったのか?」と緊張した面持ちでしたがレコーディングが終了すると立ち上がって「ブラボー!」と大きな拍手。ドビュッシーには申し訳ないけれど3度上げて書き直した事が効果的な結果を生みました。
****************Wikipediaより『牧神の午後』について引用*******************
この曲はドビュッシーが敬慕していた詩人 マラルメ の『牧神の午後』(『半獣神の午後』)に感銘を受けて書かれた作品である。” 夏の昼下がり、好色な牧神が昼寝のまどろみの中で官能的な夢想に耽る”という内容で、牧神の象徴である「パンの笛」をイメージする楽器としてフルートが重 要な役割を担っている。牧神を示す主題はフルートソロの嬰ハ(Cis,C#)音から開始されるが、これは楽器の構造上非常に響きが悪いとされる音であり、なおかつ音域は華やかでない中音域である。しかし、ドビュッシーはこの欠点を逆手にとり、けだるい、ぼんやりとした独特な曲想を作り出すことに成功 している。
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